こころにあるもの
遠近感のある映像とバランスのとれたクリアなサウンド、そして素晴らしいサポートミュージシャンの存在・・・
相川理沙ちゃんの動画を視聴するとそのクオリティの高さにさすがだなぁ・・・と思ったりします。
アマチュアでアコースティックの活動をしていますと、これほどの動画を残せる環境はなかなかありませんで、臨場感が伝わらない動画を仕方なくアップしている現状が通常なんだと思います。
それでも真摯に音楽と向き合い地道な活動を続けていく過程で、自然発生的に様々な形で支えてくれる方々が現れたりします。
プロ並みのテクニックでライブの写真を撮ってくれるひと・・・
ユニットのHPやオフィシャルブログを作ってくれるひと・・・
ライブを企画して大きな舞台で演奏できる機会を与えてくれるひと・・・
ライブ会場にPA機材を持ち込みオペレーターまでしてくれるひと・・・
ユニットを紹介するフライヤーを作ってくれるひと・・・
そして、足繁くライブに足を運んでくれるひとたち・・・
たくさんの方々の好意に支えられてユニットの存在感を高めていくことができている幸せに気付くのです。
彼らには感謝の気持ちを伝えるだけでこちらからは何もしてやれない・・・
ライブ終了後に一緒にお酒を飲んで歓談するくらいです。
何にもできない自分には、ただこれまでよりも良いライブを、より良い演奏ができるようにと精進するしかありません。
ライブが終わった後、ぽんきちはいつも同じ想いを胸に抱いています。
それはほぼ例外がなく、その場にいる方々と歓談しながらも、熱く胸の中で息づいている・・・
もっと良いライブがしたい
もっと良い演奏ができるようになりたい
いつも同じ想いが繰り返し繰り返し頭の中を駆け巡ります。
それは彼らに対する感謝の気持ちから生まれるものでもありますが、何よりも自分自身のため・・・自分が自分を支えるためです。
これまで完璧な演奏ができたライブなど一度もない。
ビジネスではないので完璧な演奏など誰も求めていないし、そんなものはライブには必要ないのかもしれません。
それでも、自分が自分であるために大好きなことをどこまでも追求してみたい。
ただ好きで好きでやり続けていくその向こうに、新しい何かが見えるようになるまで追い続けてみたい。
その何かをいつも支えてくれる大切な人たちと同じ空間で共有してみたい
それがぽんきちの「こころにあるもの」です