明日から師走ですねぇ・・・博多の街もいつもより忙しく行き交う人々で賑わう季節になりました。
気が付くと今年もあと1ヶ月となりましたが、この1年でメジャーレーベルのCDは一枚も買わなかったと思います。
わずかながら買ったのはツアーミュージシャンや地元の音楽仲間の自主制作CDを数枚くらいですかねぇ。
昨夜はぽんきちの音楽仲間と男ばかりの忘年会でしたが、CDが売れなくなったり、小さな箱でのライブ集客が伸び悩む現状など、音楽業界が明らかに変化していることについての話が中心になりました。
CDについては、ネットの普及によりCDを買わずとも自分のお気に入りの音楽が聴ける時代になった・・・もうこれに尽きると思います。
ぽんきちもスマホがSONY製なのでウォークマンのアプリを定額聴き放題プランにしていますし、You Tubeで視聴することがすっかり定着しています。
貼り付けしたRumerもウォークマンのアプリで見つけて、久しぶりに心地よい音楽だなぁと気に入って聴いています。
ライブについては、大規模なフェスは若者たちで賑わっているようですが、小規模な箱では集客が伸び悩むことが多いように感じています。特に福岡はそんな傾向が顕著だと言われているようですね。
ブルーノートやビルボードが存続できない福岡という街をどう解釈したらいいのだろう?
音楽好きな人々が多い、クオリティの高いミュージシャンも多いという印象が個人的にはあるのになぜ?という気持ちが以前から拭えないでいます。
ブルーノートやビルボードは海外の一流ミュージシャンも多く、チケット代は決して安くはなかったのは理解できますが、それでも東京、大阪、名古屋は存続できているわけですから、やはり福岡の音楽的土壌の特性が何か影響しているのかもしれません。
世界の一流ミュージシャンの生演奏が間近で聴けなくなったのは残念で仕方ないですが、我々のように福岡で活動するミュージシャンの喫緊の課題は小さな箱でのライブ集客ですかねぇ・・・ほんと悩ましい問題です。
まずはクオリティの高いライブができることが重要なのは言うまでもないのですが、そういうミュージシャンのライブでも集客が厳しいケースが時々ありますよね?こんなに素晴らしいライブなのに勿体ないなぁ・・・って思うこともあります。
昨夜、仲間たちと話した内容はこのブログではすべて伝えることは不可能ですし、答えはなかなか見えてきません。
ただ、多くの音楽好きな方々に知ってもらうことから始めないと、我々が抱えている問題はいつまで経っても解決しないだろうなと個人的には思っています。
時代と地域の特性に合った音楽市場を如何にして作り出すか・・・昨夜はこんな話を3時間以上もずっとしていました(^_^;)
難しい課題ですが、同じような問題意識を持ったミュージシャンは少なくないと思いますし、そういう人々がそれぞれに行動を起こすことで、良い方向性の化学反応が起こる可能性も信じたいぽんきちです。