
音楽なんて馬鹿な夢を持つな!そんなもので食っていけるわけがないんだ!!
若き日のぽんきちが父から言われた言葉です。
ぽんきちは若者は夢を追いかける生き物だと思っています。
ぽんきちには子供がいませんが、親は子供の幸せを願う生き物なんだということはわかります。
若き日のぽんきちには夢がありましたが、25歳までにその夢が叶うきっかけが掴めなければすっぱり諦めようと決めていました。
学生だったぽんきちにとって25歳なんてあっという間です。きっかけも掴めず、自分のこれからの生き方を決めなければならない時期は否応なくやって来ました。
毎日、これからどう生きるべきかを悶々と悩む日々が続きましたが、完治しない特殊な病気を抱えて生きなければならないこと。そして、結果的に親孝行になる生き方になることを考え、大きな組織に所属して働く道を選びました。
これはどこの家庭にもある親子の永遠のテーマだと思います。
自分の好きなことを仕事にしたいと願う息子と、しっかり自立できる現実的な考えの持てる大人になって欲しいと願う父親・・・
ぽんきちは今思うと夢見がちな若者でしたが、その反面とても現実的な考えもできる若者だったんだなと。
25歳までというタイムリミットを決めていたのがその証拠です。
当時のぽんきちは読書家だったのですが、ある方の本に「現実的な夢が持てない人間はただの馬鹿だ」と書いていたことも影響していました。
あれから25年の歳月が流れ、組織の中で働く人生を送っていますが、その間に入院を3回し、そのうち2回は大きな手術も経験しました。
若き日の自分の決断は間違っていなかったと思っています。
しかし、ふと周りを見渡すと、自分と同世代やその前後する世代の大人たちが非正規雇用で働くことが当たり前の世の中になってしまっている現実・・・
未来を描くこともできず、不満だらけでもこのまま逃げ切るしかない生き方をしている大人たちが溢れている。
自分を守ってくれる組織はいつ消えてしまうかもわからない不確かな時代・・・たとえ大きな組織であろうとも、確かなものなど何もない時代になってしまった。
もう国民全体で豊かになる時代はとうの昔に終焉を迎えています。
ぽんきちは最近よく思うのです・・・これはいったい何なんだと。
こんな世の中にするために俺たちは一生懸命に働いてきたのかと。
夢を捨てて現実だけを見つめて生きてきた結果がこんな世の中ならば、若者に夢を見るななどと言えないじゃないかと。
ぽんきちの父は今年83歳になりました。
残された人生はもうそんなに長くはありません。
大きな手術もしてずいぶん心配もかけたけれど、父が望む生き方も自分なりにしてきたつもりです。
結婚したものの子供ができず、孫の顔を見せてやれなかったのが唯一の心残りではありますが、それ以外は少しは期待に添えたかな?と思っています。
ぽんきちはブログを毎日書くようになりました。
未来の自分のために書いているのですが、どうせ書くならば、そこでぽんきちは夢を語りたいと思うようになりました。
50歳を過ぎて、また夢を語ってもいいんじゃないかと思うようになったのです。
多くの良識ある若者たちが夢を捨てて生きる世の中がどうなるか・・・それは今が証明しています。
だから、ぽんきちは夢を語りたいと思っています(^-^)
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ギタリストぽんきちプロフィール
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