
ライブで緊張するといつもの自分の実力が出せないものなんですが、この緊張感を何とかできないか?と悩んでいるギタリストは多いのではないかと思います。
それで、今回はライブで緊張しない方法をぽんきちの個人的な解釈で書いてみたいと思います。
ライブで全く緊張しないという人もたまにいます。そういう羨ましい人のことはとりあえず置いといてと(ノ^^)ノ
まず、ライブは緊張するものだということを受け入れましょう。人前で歌ったり演奏したりすることは緊張するものだと、それは当たり前のことなんだと理解しましょう。緊張してはいけないと思えば思うほど人間の脳は緊張するようにできています。だから、まずは緊張を受け入れてあげましょう。
それで、なぜ人前だと緊張するのか?なんですが、ぽんきちの考え方は「自分に意識が向き過ぎてしまうから」です。つまり、目の前のお客さん(もしくは気になる人など)に見られている、聴かれているという事実によって自意識過剰になっていると考えています。
お客さんに自分はどう見えているのか?とか、自分の歌や演奏がどう聞こえているのか?とか、意識し過ぎているんだと思います。それは巡り巡って自分をよく見せようとかよく聴かせようという意識に支配されてしまいます。それっておそらく百害あって一利無しで、ベクトルが自分にばかり向いている状態だと考えています。
意識のベクトルはなるべく自分以外に向けます。ぽんきちの場合は何に向けているのか?なんですが、弾き語りを例に説明しますと、基本的にコードの先読みと歌詞の内容がイメージできる絵です。絵は映画のスクリーンのような情景みたいなものでもいいです。
次の小節に来るコードを意識しないと突然コードを忘れたりすることがあるのでそうしています。そして、歌詞は今のところ保険で歌詞カードを譜面台に置いていますが、ぽんきちの場合は目を閉じて弾き語りすることが多くて、歌詞のイメージを絵として映し出すようにしています。これがちゃんとできている時は歌詞を間違えることが少ないような気がします。
基本的に意識するというか頭の中で考えているのはこの2つなんですが、この他にはマイク位置や姿勢やリズムの取り方など最近の課題として意識していることはありますが、ベクトルの向け方という意味ではこの2つです。
で、これを自分に意識が向いていると解釈するのではなく、意識が向いていないと解釈しています。コードの先読みと絵として映し出すことに集中しているので、自分がどう見えているかとか、どう聞こえているかとか、他者からの評価に繋がるようなことは考えないようにしています。
つまり、自意識を限りなく無に近づけるようにしています。そうすることで気持ちが楽になりますし、弾き語りする上で本来意識すべきことに集中できるようになります。
結果的にお客さんによく伝わるようにということは考えていないわけです。お客さんに伝わるかどうかは結果論であって、自分が伝えようとしてもしなくても、伝わる時は伝わるし、伝わらない時は伝わらないという考え方をぽんきちはしています。
要するに過度に緊張して自分の実力が出せないライブになるくらいならば、意識を無にして少しでも楽になれた方がいいと。その結果、リラックスした空気感がお客さんに伝わるならば、自分の表現する音楽の良し悪しはその瞬間の空気感みたいなものに任せようという考え方をしています。
もし、それで結果的に伝わらなかったならば今の自分はその程度だと自覚すればいいし、練習を積んで更に精進を重ねればいいと思います。とにかく今の実力をなるべくライブで出せるにはどうすればいいか?を重視しています。
そして、今の自分はたいしたことないと考えるようにしています。実際、たいしたことないので。
いやいや、ぽんきちさんはそんなことないですよ!!と言う人たちもいるかもしれませんが、ぽんきちの中にある「たいした人たち」は今のぽんきちより遥か向こうの次元に実際に存在しているんです。ぽんきちの意識にあるのは常に彼らなので、ぽんきちは今の自分はたいしたことないと自然に思える思考状態になっています。
これは「自分なんかつまらない、価値がない」と卑下しろと言っているのではありません。一種のメンタルコントロールでして、自分にとってのスタンダードを高い位置で意識することでメンタル的に自意識過剰にならないようにしています。結果的に気持ちが楽になり、体が弛緩した状態を作りやすくなります。
以上ざっと書いてみましたが、何となくでも伝わりましたでしょうか?(^_^;)
一言で申しますと、ライブで緊張しないためには「自分に意識を向けない」これに尽きます。
自分の存在の小ささを自覚しながらも、それは今がそうなんだと。未来にはもっと違う自分になれていると信じる。そのために気負いは捨てるんだと、無駄な自意識は捨てるんだと、そんな感じなんです。
ぽんきちは「どうせ死ぬんだから、やればいいじゃん。」的なことを時々ブログに書きますが、これも一種のメンタルコントロール的な記述です。緊張で堅くなっていては上手くいくものも上手くいきません。程良い弛緩状態を作ることが大切だと考えています。このあたりを理解できない人たちは言葉をそのまま真に受けて一方的に批判したりしますが、おそらく普段からメンタルコントロールが苦手なタイプではないかな?と思います。
ライブで緊張するのはその原因のほとんどが不必要な自意識からです。なぜならば、ステージのほんの2メートル先にいる目の前のお客さんたちは緊張などしていません。同じ狭い空間に存在しているのにです。
そのステージから降りて2メートル歩いて椅子に腰掛けた自分になった途端に、自分もやはり緊張などはしないわけで、つまりは自意識の持ち方次第なんだとぽんきちは理解しています。
このブログを読んでくれたギタリストや弾き語りストの皆さんが、なるべく緊張せずに自分らしく音楽表現できることをぽんきちは願っています。
あまり考え過ぎず音楽が好きという素直な気持ちをライブで表現していきましょう(^_^)ノ
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posted by ぽんきち at 2018/05/24 16:41
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