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ギターアレンジについて・その1
今日のブログは前回の続きです。
ここで書く内容は、ぽんきちのアコギアレンジについてですが、これを参考にしてくださいという気持ちは全くありませんで、アレンジはあくまでもギタリストその人の個性です。
ぽんきちの場合はこうしていますという程度のものとして読んで頂けたら幸いです(^-^)
ぽんきちは理論的なことがよくわからないのでアカデミックな説明ができません。
そこで、ぽんきちがよく使うアレンジパターンをいくつか書き出してみたいと思います。
まず、カバーする曲が決まったら紙に簡単なコード譜を書きます。
ネットで調べて見つかればそれを参考にしますが、見つからない場合も多いので音源を聴いてコードを拾います。
コード譜ができたら音源はもう聴きません。頭の中に流れる歌のメロディーと目の前にあるコード譜だけでアレンジを考えていきます。
音源を聴かないのはオリジナルのアレンジに影響され過ぎることを避けて、なるべく自分のオリジナリティのあるアレンジにするためです。
コード進行は部分的に変えたりします。頭の中に流れる歌メロが自然に聞こえるならば、カバーなので自由にコードを変えるのもOK!それは個性になります。
そして、ぽんきちの場合はオリジナルと同じコードをすべて使うことはまずありません。要所要所でテンションコードにしたり分数コードにします。ベースラインの流れで分数コードに置き換えることは多々あります。
そして、ぽんきちアレンジの最大の特徴が開放弦を絡めるパターンです。
例えば、よく使うのが2フレットバレーコードのBm7で1弦と3弦は開放で鳴らします。これでベース音を6弦の開放で鳴らすとEm7のコードとして使えたりします。
ぽんきちは開放弦を絡めるコードと分数コードをほとんどの曲で使っていますが、これには理由があって、アコースティック・デュオの場合は伴奏がギター1本だけなので、これらのコードを使うことで広がりのあるコード感を出せるからです。
それと、この浮遊感のあるコードの響きはぽんきちユニットの特性にマッチしていて、特にTeTeのフワッとした空気感などにはとてもよく合うのです。
いろんな場面で開放弦を絡めるわけですが、開放弦を絡めるとそのコード名がわからなくなることが多々あります。ぽんきちは譜面が書けない(読めない)のでコード譜面も特に作らず、ライブでは譜面台は使わずに演奏しています。
体に覚え込ませるわけですが、それ故にライブ中に突然記憶喪失になった時にはとても困ります(^_^;)
あとはリズムですが、ぽんきちは基本的に自分が心地良く感じるリズムを採用しています。
例えば、「卒業写真」という曲がありますが、レイぽんではハイ・ファイ・セットではなく荒井由実のバージョンを意識してアレンジしています。
ユーミンの卒業写真はティンパン・アレーが伴奏していますが、バラードなのにリズムが跳ねているように聞こえます。これがとても心地良く感じるんです!
どうやら、ぽんきちは跳ねたリズムが心地良く感じてしまうギタリストみたいなので、無意識のうちにそういうリズムでアレンジしてしまう癖があるようなんです。
そして、跳ねたリズムだとぽんきちがよく使うテンションコードや分数コードのノリがいいような気がするんですよね・・・だからいつもそんな感じになってしまうのです。
しかし、ぽんきちはロックギタリストなので、テンションコードや分数コードを多用してもイマイチお洒落になりきれないのです(・・;)
どうしてもロックテイストが入ってしまうというか、お洒落過ぎるギタリストには絶対なれないと自己分析しております(^_^;)
それが所謂ぽんきち節のアレンジなんだろうなぁと思っていますが、今回はぽんきちアレンジの一部について紹介しました。
また気が向いたらこのテーマで書くかもしれませんが、とりあえず本日はここまで(^_^)ノ
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