
一昨日のNHKクローズアップ現代で大衆酒場に集う人々を取り上げていたのですが、最近は安くて美味しい大衆酒場が若者たちにも人気があるのだとか・・・
その背景にあるのはじわじわと拡大しつつある経済格差であることは否定できないにしても、ぽんきちは大衆酒場に若者たちが足を運ぶ現象が悪いことだとは思いません。
自分たちの親と同世代、もしくはそれ以上のおじちゃんやおばちゃんたちが経営する家庭的な酒場・・・コの字のカウンターがあれば知らないお客さん同士も仲良くなれたりする・・・そんな酒場が人気なのだそうです。
ぽんきち御用達の大衆酒場もコの字のカウンターがあるし、至上最強のパートのおばちゃんキャサリンと初老のママさん親子が経営しています。
ここは態度のでかいおばちゃんがカウンターに座って飲んでるなぁ・・・と思ってたら、お客さんが多くなった途端に「いらっしゃーい!!」と立ち上がり働き始めたので驚いたのですが、よくよく話を聞くと彼女はこのお店の古株のパートだったという(・・;)
しかも、名前がキャサリンというd.W.p(ダンシング・ワウワウ・パラダイス)的なパートのおばちゃんがいるお店なのです( ̄∇ ̄)
ぽんきちにとっては仕事帰りにサラリーマンぽんきち姿で立ち寄る第3の空間的お店ですが、たしかにこういう空間が生活の中にあるとホッとするというか・・・なんだか和むんですよね。
一般の方々にとってはこういう大衆酒場の存在があるだけでも生活に潤いが生まれると思いますが、クローズアップ現代の中でコメンテーターが「人は家庭と職場の往復だけでは幸せになれない。」と言い切っていたのがぽんきちにはとても印象的でした。
ぽんきちには裏音楽界という第3の空間があり、それは「おとぼけコースケ」だったり「ちょっとバー木馬」だったり、そのほかにもたくさんの音楽空間が存在しています。
そんな第3の空間がある人生を送っている人は、家庭では満たされない自分らしくあるための時間を過ごし、職場では満たされない自己実現のための場所を手に入れているはずです。
中には、愛する妻と子供がいる家庭さえあれば幸せだと言う人もいるでしょうし、仕事に生きがいを感じてバリバリ働いている人もいるのでしょうね。
それ故に、NHKで第3の空間がなければ幸せにはなれないと言い切ったコメンテーターの言葉にぽんきちは感心してしまったのです。
現実は家庭と職場の往復だけの人生で幸せになれる人は稀なのかもしれないと・・・
今日はバレンタインデーですが、家庭と職場で我々男性陣は愛あるチョコや愛なきチョコを頂いて感謝する日です。
幸せは家庭にも職場にもある・・・普段はあまり改めて意識することがなくても、異性の存在のありがたさを感じることができる日としてのイベントならば、これもよきかなと思ったりもします。
更に幸せを感じる人生を送りたいと望むならば、やはり多くの人々にとっては第3の空間はあった方がよいのです。
至上最強のパートのおばちゃんがいる大衆酒場と博多の裏音楽界がある限り、ぽんきちの人生は幸せであると言い切ってしまいましょう(^_^)ノ
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