初心者ギタリストのためのギター講座〜コードの構成音を度数で理解しよう!!



コードってアルファベットと数字で表記しますが、アルファベット(=CDEFGABC)はドレミファソラシドですよね。あとはmaj7(=M7=△7)、m7、sus4、add9など、メジャーセブン(長7度)やマイナー(短調)を意味するもの、sus4(=3度を吊して4度にする)とか、add9(=9度を追加する)などで使ったりします。

つまり、コードって数字(=度数)が頻繁に使われているわけです。ですから今回のギター講座はコードの構成音を度数で理解することをテーマに書きます。



で、この度数って何?ということなんですが、簡単に説明するとこれもドレミファソラシドなんです。音と音の隔たり(インターバル)を意味する数字です。

まずはこちらの資料をご覧ください。


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キーがCのメジャースケール(ハ長調)ではピアノは白鍵だけでドレミファソラシドの音階になります。

アルファベット表記にするとCDEFGABCです。

これを度数で表記するとR(ルート)、2度(=9度)、3度、4度(=11度)、5度、6度(=13度)、7度、R(ルート)です。

テンションノートは9th、11th、13thで表記しますが、それぞれ2度、4度、6度のことです。これは今回は初心者ギタリスト向けなので参考程度の理解で構いません。

大切なのは音と音のインターバルなんですが、R(ド=C)を基準に【全全半全全全半】と並んでいます。全音はギターの2フレット分、半音はギターの1フレット分と理解してください。

メジャースケールの場合、音のインターバルはこの【全全半全全全半】という絶対的なルールがあって、これはキーが変わっても同じインターバルなんです。



次にこちらの資料をご覧ください。


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コードはR (ルート)、3度、5度が基本に構成されています。この3つの音をトライアドと呼びます。これはメジャーもマイナーも関係なくすべてのコードはトライアドが基本になります。

歌のハモリで3度上でハモるとか、5度上でハモるとか言いますよね?トライアドは最も自然に調和するハーモニー(和音)なんです。だからコードはトライアドが基本に構成されているんです。

コードを度数で理解するためにメジャー系C、Cmaj7、C7とマイナー系Cm、Cm7 でそれぞれ構成音を分析してみます。



C→R(ルート)、M3(長3度)、P5(完全5度)

ルートから全×2のインターバルで長3度、全×3と半×1のインターバルで完全5度

Cをピアノの鍵盤で表記した資料はこちら。


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Cmaj7→R(ルート)、M3(長3度)、P5(完全5度)、M7(長7度)

ルートから全×2のインターバルで長3度、全×3と半×1のインターバルで完全5度、全×5と半×1のインターバルで長7度

Cmaj7をピアノの鍵盤で表記した資料はこちら。


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C7→R(ルート)、M3(長3度)、P5(完全5度)、m7(短7度)

ルートから全×2のインターバルで長3度、全×3と半×1のインターバルで完全5度、全×4と半×2のインターバルで短7度

C7をピアノの鍵盤で表記した資料はこちら。


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Cm→R(ルート)、m3(短3度)、P5(完全5度)

ルートから全×1と半×1のインターバルで短3度、全×3と半×1のインターバルで完全5度

Cmをピアノの鍵盤で表記した資料はこちら。


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Cm7→R(ルート)、m3(短3度)、P5(完全5度)、m7(短7度)

ルートから全×1と半×1のインターバルで短3度、全×3と半×1のインターバルで完全5度、全×4と半×2のインターバルで短7度

Cm7をピアノの鍵盤で表記した資料はこちら。


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以上です。

6本の弦を張っているギターという楽器はシステム的にトライアドの音が重複(オクターブ上の音も含む)した状態でコードを弾くため、その構成音がわかりにくいんです。

それに対してピアノは鍵盤が白と黒で横一列に一定の配列で並んでいます。そのため音と音のインターバルがわかりやすいし、3和音もしくは4和音のコードの構成音が視覚的にわかりやすいので、今回はピアノの鍵盤で表記した資料で説明しました。



コードの度数はルートはアルファベットで表記し、3度はマイナーの場合のみmで表記し、5度は原則として表記しません。例外的に♭5と表記するBm7(♭5)などのコードはあります。つまり、コードの基本的な構成音であるトライアドは数字として表記されません。

その他のトライアドではない音がコードの数字として表記されるわけです。

今回の資料付きの解説は7thコードだけでしたが、コードに使われている数字がルートを基準にしたインターバルを表す度数であることが理解できましたでしょうか?(^_^;)



特徴としてはメジャー系のコードはM3(長3度)でマイナー系のコードはm3(短3度)になりますが、m7(短7度)はメジャー系とマイナー系のどちらにも使われます。

今回は登場しませんでしたがCmM7というコードもあります。よってM 7(長7度)はマイナー系のコードにも使われることがあります。

とりあえず「コードのメジャー系かマイナー系の違いは3度の音で決まる」と理解してください。



そもそもコードとは何なのか?を理解する上で度数の概念は必須なんですが、一般的にあまり度数って使われなかったりします。それはコードを視覚的に形として覚えてしまっているからなんです。

初めは視覚的に形で覚えるものなので仕方ありませんが、度数の概念を身に付けることは「音にはそれぞれ意味がある」という音楽を演奏する上でとても重要な要素を知ることでもあるんです。

わかりやすい例で説明しますと、ルートから全×2のインターバルの長3度を弾くと明るい響きの音になるとか、ルートから全×1と半×1のインターバルの短3度を弾くと暗い響きの音になるとかです。この場合、3度の音にはコードやスケールを明るくしたり暗くしたりする意味があるということがわかります。
 


今弾いている音はルートに対して何度の音なのか?

これが理解できるようになると音の意味がわかった上での演奏ができるようになりますし、音の選び方もより音楽的になると思います。

しかし、一般的には視覚的に形としてコードを覚えてしまっているので構成音の意味までは考えないのが普通だと思います。初心者ギタリストの場合はそれでも全然構わないわけですが、それぞれの音には意味があってコードは構成されていることを度数を知ることで理解できればいいと思います。

今回は度数を理解することでコードの仕組みを理解する内容のギター講座でしたが、クラシックではないジャズやポップスなどの音楽ではとにかくコードありきです。コードの理解が深まることはギターの上達にも役立ちます。



以上、初心者ギタリストのためのギター講座〜コードの構成音を度数で理解しよう!!でした。







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posted by ぽんきち at 2019/07/13 00:01 | Comment(0) | ギター講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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