音楽空間という同じ場所を共有することができないならばどうするか?


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今回のコロナ終息には1〜2年かかるとか、年単位のコロナショックによる社会的な価値観の変化からコロナ以前の世界にはもう戻れないとか、また元に戻ることを前提に考えて頑張っている人たちにとっては辛い予想もありますよね。

音楽空間という同じ場所を共有することを強く望んでいる自分としては、元に戻ることを望んでいる人間の一人なんですが、コロナ以前にはもう戻れない可能性が高いという認識もあります。

それで、今自分の中にあるジレンマについて今回は書きます。



[現状について]

緊急事態宣言の解除によってライブは再開したものの密を避けるために集客制限をせざるを得ません。

つまり、ローカルな無名のミュージシャンである我々はアコースティック系ならば一般的には小規模店舗のライブバーで活動していますが、ライブをしても収益があまり期待できないのです。

かと言って、ネットでライブ配信しても無名であるが故に「前払い制のライブ配信」ではほとんど視聴してもらえません。

それ故にたくさんの人たちに視聴して頂くためにはFB等での無料のライブ配信が基本になりますが、投げ銭制を採用するにしてもスマホで視聴されるライブ配信が一般的ですし、課金せずとも無料で視聴できるならば無料で視聴する人たちが圧倒的に多いのが現実です。

多数のファンを持つほんの一部のミュージシャンしかネットのライブ配信では恩恵を受けられない可能性が高いので、我々のような無名のミュージシャンがライブしても満員御礼の集客は許されず、なおかつネットの課金も期待できないというライブになります。



[現状にある裏事情について]

リアルのライブでは人数制限せざるを得ないわけですが、コロナ以前から現状としては集客には苦労していたわけで、人数制限している状況と変わらない日常が多くありました。

つまり、小規模店舗のライブバーではある程度のお客様が来てくれたらコロナ以前と変わらない「なんとかお店を継続できている」状態は可能だろうと考えています。

ですから、ライブをするならばある程度のお客様に来て頂くことでギリギリお店を継続できる可能性はあると思いますが、そのためには人数制限マックスの集客は最低限必要だろうと考えています。

しかしながら、会社や家族から密となる場所への出入りを厳禁されていたり、もともと過度にコロナ感染を恐れる思考の方々がいる現状があると、人数制限マックスになるのも難しかったりします。

それに追い討ちをかけているのがネットによる無料ライブ配信です。自宅で無料でライブを視聴できるならば、密になりやすいライブ空間にわざわざ行かなくてもいいという感覚が広がることです。

スマホでライブを視聴すると課金するほどの臨場感はないけれど、無料で楽しめてなかなかいいもんだな・・・という認識の広がりが結局は集客の足かせになるというジレンマを抱えてしまう可能性があります。



[現状への対策について]

ネットによるライブ配信を前提とした行政の支援措置があるように、これからはリアルなライブの集客が難しいという認識のもとにネットが音楽の中心になる可能性があります。17 Live(イチナナライブ)などスマホで気軽にライブ配信できる「ライバー」と呼ばれる人たちやライバー事業者が現れているのも象徴的な事例だと思います。17 Liveでは広告収入ではなく投げ銭が主な収入源になります。

ぽんきちはコロナによる活動自粛をきっかけに4月2日から毎週月〜木曜日の21時から90分の生配信をYouTubeで始めていますが、YouTubeには厳しい条件(チャンネル登録者数1000人以上、過去12ヶ月間の総視聴時間が4000時間以上)をクリアしないと投げ銭や広告収入などの収益化ができません。しかも、スマホで手軽にライブ配信することもできません。

ですから、今は収益化は考えず、視聴者が少なくても未来を見据えて地道に週4回の生配信を続けています。ぽんきちは活動自粛中にネットによる「音楽空間という同じ場所を共有すること」を求めたわけです。生配信ならばチャット機能で視聴者とライブ感を共有できると考えたからなんですが、予想どおり独特のライブ感が生まれるものでした。

YouTubeの生配信はチャット機能が使えるという意味では17 Liveとほとんど同じです。まだスマホで生配信できないので自宅から毎晩お届けしているわけです。リアルな音楽空間という同じ場所を共有することを切望しているぽんきちですが、もうコロナ以前には戻れない可能性が高いことを考えて即行動に移しました。



[未来予想について]

今懸念しているのは、ネットによるライブ配信がこれからのライブには当然という風潮になると、小規模店舗のライバーは継続が難しいという厳しい現実についてです。

ぽんきちは未来を見据えてYouTubeの生配信を続けていますが、音楽空間という同じ場所を共有することができるという意味ではネットには限界があると考えていて、あくまでもライブはリアルがいいと考えています。

現状として無名のミュージシャンがライブしてもネット経由では収益化は難しいので、せめて人数制限マックスの集客は常にできるライブをしたいのです。それでも生き残るのは厳しいわけですが、ネット中心になる未来が避けられないならばそれに対応すべく自分も変化しつつ、リアルのライブは守り抜いていきたいのです。



[まとめ]

最後に、ネット中心になる音楽世界では収益化を求めるならばリアルよりもはるかに多くのファン獲得が必須となります。生配信ライブの場合は基本的には投げ銭制が中心に拡大していくと予想しているからです。

ただ、ネットだからこそリアルよりも多くのファン獲得の可能性も秘めている要素もあります。例えば、これは最近1ヶ月間におけるぽんきちのYouTube視聴者の割合なんですが、20%を超える割合で海外となっています。


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これはGoogleのデータ分析アプリでわかります。ぽんきちのYouTubeチャンネルの場合は常にこのくらいの割合で海外の視聴者もいますが、おそらくシカゴ在住の日本人ではないか?と思います。ぽんきちブログの読者がなぜかシカゴに数名いるからなんですが、これもGoogleのデータ分析アプリでわかるんです。


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つまり、リアルなライブでは絶対に出会えない客層がネットでは生まれる可能性があるということなんです。近い将来、5G通信システムが一般的になって、動画配信が当たり前の世の中になると、課金システムの利便性も飛躍的に向上することが予想されます。

ですから、今はファン獲得をリアルだけではなくネットでも模索すべきと考えています。そのための準備をすでにぽんきちは始めていますが、まずは数をこなしていくことが何よりも大切で、その過程で質の向上を図るというやり方を採用しています。

これはブログでもライブでも同じだと思っていて、やりながら変化していく姿勢はぽんきちのすべてのツールで共通しています。



それでも、ぽんきちはリアルなライブが好きですし、そんな音楽空間はアフターコロナの世界にも残って欲しいと切に願っています。








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posted by ぽんきち at 2020/06/13 00:05 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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