週末日記
UA −アントニオの唄−
あっという間の3連休でした。
今日はぽんきちの週末日記です。BGMは1977年のマイケル・フランクスの名曲をUAがカバーした「アントニオの唄」です♪
土曜日は半年ぶりの再会となる茶木みやこさんのライブに、レイさんと音吉さんの3人で朝倉市のライブバー「音茶」へ行ってきました。
前回、久留米でのライブで茶木さんと初対面のレイぽんでしたが、今回のライブでは「あざみの如く棘あれば」も弾き語りしてくれました
最近レイぽんはライブのオープニングでこの曲を演奏することが多いので嬉しかったです
ライブ終了後は打ち上げに参加させて頂いて夜の12時半までお話しましたが、茶木さんから「来年はレイぽんと一緒にライブしたいわぁ」と言って頂けたので、もしかしたら北九州のタカさんのお店で実現するかもしれません
タカさんは茶木さんとお友達で、レイぽんに茶木さんを紹介して頂いたのもタカさんのラジオ番組に出演したことがきっかけでした。
昨日の日曜日は久しぶりのドリームボートでのライブでしたが、2008年九州沖縄音楽祭Press9で福岡大会グランプリを獲得したバンド「REON」の本田翔太くんが対バンで弾き語りをしていました。
彼はUAのファンだそうで「僕は「アントニオの唄」と「電話をするよ」という曲が大好きなんです」と言うので、ぽんきちはとても驚きました。
レイぽんでカバーしている2曲が偶然にも彼の好きな曲だったので、ぽんきちはとても親近感が湧きました
翔太くんの弾き語りは素晴らしくて、語るように歌う彼のヴォーカルには感心しましたし、アーティストとしての才能を感じました。
翔太くんはもうすぐREONの相方の女の子と一緒に東京へ旅立つと言ってましたが、夢が実現するためにがんばって欲しいです♪
そして今日は噂のマイコーの映画「This Is It」を観てきました。
たくさんの音楽仲間たちもすでに観ていますが、評判どおりライブリハーサル中心の映像でも十分楽しめる内容でした。
映画のタイトルは一人のダンサーが語った言葉だったんですね・・・
人生は辛いものだから、何かひとつ心から信じられるものが欲しかった・・・それがこれなんだ
一生懸命リハーサルを重ねてきたダンサーやミュージシャンたち、そしてたくさんのスタッフの方々・・・
マイコーの突然の死は彼らにどれほどの衝撃と落胆を与えたことだろうと思うと、ぽんきちは切なくなりました
ぽんきちはギタリストなので、映画の中では若い女性ギタリストにどうしても注目してしまいました。
ジェニファー・ヴァトンもかっこよかったですが、今回の女性ギタリストは可愛い娘ですねぇ
タッピング奏法(日本ではライトハンド奏法という)をバリバリ決めてましたが、マイコーのロンドン公演が実現していたら彼女は一躍世界的なギタリストになっていたかもしれません。
この映画は夢に懸けるアーティストたちの光と影を映し出した作品ですね♪
夢の場所
チューリップ −ぼくがつくった愛のうた−
西岡たかし −花と空に−
昨夜は久しぶりの久留米サンライズカフェでのライブでした♪
対バンは、RIKA(サポートGu.たりらん)、矢田草吉、ハリケーン湯川・・・ぽんきちが大好きなミュージシャンばかりでした
プリティりかちゃんの歌にはレイもぽんきちもやられてしまいました
どうしてチミの「言葉にできない」はそんなに心に響くのか・・・
ライブ終了後にまたしてもぽんきちは草吉さんと「りか論」になってしまいましたが、彼女の歌には「哀しみ」があると草吉さんは分析していました。「悲しみ」ではなく「哀しみ」だと。。。
今の若者は喜怒哀楽の「喜・怒・楽」は歌えるけれど「哀」が歌える子がいない、でもりかちゃんはそれが歌える子なんだと草吉さんは話してくれましたが、ぽんきちは彼の鋭い指摘に感心してしまいました。
レイもぽんきちも彼女の歌を聴くと涙してしまうのですが、たぶん草吉さんの指摘している部分に我々は反応してしまうのだろうと思います。
彼女の個性を大切にしているサポートギターのたりらんさんの姿勢にもぽんきちは学ぶものがありました。
これからのぽんきちはそういうユニット作りもせざるを得なくなるので、昨夜のライブはそういう意味でも勉強になりました。
草吉さんとハリケーンさんはどちらもエレキギターによるブルースの弾き語りで、特にハリケーンさんはこれまでのすべてのぽんきちユニットと共演した唯一のミュージシャンです
彼は肉体の一部と化したギターを弾く数少ないギタリストですが、昨夜のプレイも素晴らしかった
レイぽんのライブですが、ぽんきちは喋り過ぎました
なぜかサンライズカフェでのライブは喋り過ぎてしまうのです
草吉さんにレイぽんのライブを観て頂いたのは8月の久留米でのライブ以来でしたが、「ぽんきちさん、卒業写真のアレンジを変えたんですか?」と訊かれたので「いいえ、ぽんきちはアドリブはしないタイプなのでいつもと同じように弾きました」と答えました。
草吉さんは3ヶ月ぶりに聴いた「卒業写真」がまったく違って聴こえたと言うのです。
鳥肌が立つほど感動した・・・と言ってくださいました。
RIKAやレイぽんのように、いつも同じ曲を演奏していても進化していくミュージシャンに俺もなりたい・・・と彼は話してくれました。
昨夜は宗像から一時間半もかけてカルロスさんが来てくれましたし、ししゃんやともちん、ぽんきちの秘密兵器の女の子や仕事途中で忙しい中の音吉さんにも来て頂きました。
本当にありがとうございました
温かい仲間たちに出会えるサンライズカフェは、ぽんきちにとってやっぱり夢の場所です
風の街
カズン −風の街−
ぽんきちは20代の頃からたまに愛用している喫茶店があります。
30年前から天神で営業を続けている「風街」という喫茶店です。
↓
http://yaplog.jp/fukuokahatu/archive/141
誰かと大切な話をしたい時や気軽にくつろぎたい時など、ぽんきちは20年前からこのお店を使っています。
人生の大きな選択に悩んでいた頃、占いを信じないぽんきちがある占い師に相談したことがあります。
彼女は待ち合わせの場所として「風街」を指定してきました。
偶然にも彼女はいつもこの喫茶店で依頼者に会い、占っているというのです。
彼女は店舗を持たず、すべてそれまで占った方々の口コミで新たな依頼を受け「風街」で鑑定をする占い師でした。
一回40分で2000円というシステムでしたが、これが鑑定料として高いのか安いのか・・・基本的に占いに興味の無いぽんきちにはさっぱりわかりませんでした。
彼女にはこれまで二度占ってもらいました。
一度目は人生のパートナーについて。
二度目は音楽のパートナーについてでした。
彼女に占ってもらった結果は・・・
一度目の時は、別れるべきだと言われました。
二度目の時は、別れるべきではないと言われました。
結果的には、ぽんきちはどちらも別れを選択しました。
その選択は今でも間違っていなかったと思っていますが、彼女の占いの中で告げられた内容は、それぞれのパートナーの性質や自分との関係性など、そのほとんどが的中していました。
占いを信じないぽんきちが占い師に会ってみようと思ったのは、どんなに精一杯努力しても自分の力ではどうしようもないことがある・・・そんな現実を痛感していた頃で、自分ではどうしようもない運命の波に翻弄されていた状態だったからです。
彼女から鑑定の中で頂いたアドバイスで最も印象的だったのは、「あなたは趣味に大きな安らぎを求める方です。どうか自分に正直に生きてください」と言われたことです。
その後のぽんきちは彼女のアドバイスどおり、正直に生きました。
たとえ彼女の占い結果とは違う道を選んでも、ぽんきちは自分に正直に生きることに決めたのです。
風街にはもう2年以上行っていません。
たぶん、彼女は今もまだ風街で誰かの人生を占っているのでしょうね♪