
先日はライブの後で仲間たちと髪型の話になりまして、本業が理容師のミュージシャンもそこにいたからかもしれません。
ぽんきちは将来は白髪ロン毛ギタリストぽんきちになることが夢のひとつにありまして、今の仕事を辞めたら髪を伸ばそうと思っています。
写真はぽんきちが仲良くしているシンガーのミコさんですが、彼女はぽんきちと同世代ながらすでに綺麗な白髪でして、お仕事はヴォーカルレッスンのトレーナーなどをしています。
ミコさんのように早く白髪になりたいなぁと思っているんですけど、現在は白髪混じりでまだ黒髪の方が多い状態です。
今年53歳になるぽんきちですからいつまで髪があるかもわかりませんし、とりあえずはずっと前から考えていたロン毛ギタリストぽんきちになるかと(・・;)
病気のために髪を失った子供たちのためにウィッグを提供するヘアードネーションにも協力したいという気持ちもあって、ロン毛ギタリストを目指してみますが、31センチ以上伸ばさないといけないらしく、おいさんでそこまでのロン毛になるとちょっと不気味かなぁ・・・
そもそも白髪混じりのおいさんの髪が使えるのか?という疑問もありますが(^_^;)
何と言いますか、この年齢になってここまで好きなことやるならば、もうとことんやってしまおうかなという気持ちになっています。
ポイントはそれが結果的に社会に役立つことです。困っている誰かの手助けができることに繋がることならば、自分が好きなことはとことんやる。ライブやイベントでの演奏はもちろんですが、ギターを教えたり誰かの伴奏をしたり、就職活動で悩みのある人に無償でアドバイスしたり・・・とにかく自分がやりたくて自分にできることはすべてやろうと思っています。
それが残された自分の限りある命の使い方だろうと思っているのです。
その結果、食べるための収入を補填するための仕事も必要になりますが、それも音楽に関係ある内容にする。アコースティックなライブができる小さなカフェやバーだったり、ギターレッスンやユニットの練習ができるスタジオだったりです。ぽんきちの場合はその両方の機能を兼ねたお店ができることが最終的な夢です。
お店は一人ではできませんから始めるのはしばらく先になりますが、仕事というものの概念を根本的に変えようと思っています。
これまではまずは食べるための仕事ありきで、週末の余暇を利用して好きなことをするという考え方でした。これからは好きなことを優先的に考えて働き方を決めて、収入が不足する部分をその他の要素で補うという考え方です。
これまでの考え方だとやりたいことはかなり制限されてしまいます。やりたいことと仕事を完全に分けてしまうと、人生のほとんどが仕事に占められている現実ではやりたいことはほんの一部しかできないままで一生を終えてしまいます。
仕事の中にやりたいことを取り入れて、収入が不足する部分はやりたくないことをやるのではなくて、やりたいこととリンクする仕事にするのです。
我々は生きていくために最初からやりたいことを排除して仕事を決める傾向がありますが、そこに根本的な問題があったんだと。やりたくないことを仕事にしてしまうと本当の自分をどこかで欺き続けて生きてしまうことになりがちだからです。
だから与えられた仕事の中にやりがいを見つけるべきだという考え方が一般的に浸透してしまうんだろうと思います。そもそもやりたくないことの中にやりがいを見つけること自体に無理があるし、そんな真理に目を背けて生きていたからぽんきちの場合はいつも「何かが違う・・・」という想いが心の奥に巣くっていたのです。
やりたいことはあってもそれがすぐ仕事に直結しないんだよ!という意見があるのもよくわかります。ぽんきちの場合は音楽ですが、まずそれだけでは食べられないというのが常識で、これは誰にでも想像できることです。
しかし、その一方で純粋に音楽だけで食べている人たちや音楽に関連した仕事をしている人たちもいます。ぽんきちの知り合いにもいますが、地道な音楽活動を続けて様々な仕事を獲得してきたミュージシャンばかりです。つまり、すぐには仕事にならないので時間をかけてスキルアップしながら実績を積み上げていくのです。
一般の人たちからすると音楽で食べていくってメジャーレーベルからCDを出して全国的に知られたミュージシャンしか思い浮かばないのかもしれませんが、実際にはいろんな活動をしているミュージシャンがいます。
レアな例では、駅のホームで流れる10秒間のジングルを専門に作曲・編曲・録音しているミュージシャンもいます。中にはその業界のカリスマと呼ばれているミュージシャンもいて、海外からも仕事の依頼があるそうなんです。
つまり、音楽の仕事にもいろいろあるわけですが、全国的に有名になる必要などなくて、その中でどれだけ自分がやりたいことができるかどうかが大切で、ぽんきちの場合はアコースティックギターでの歌の伴奏というこれまで10年間続けてきた活動を核に、それに派生する様々な仕事を中心にすることが目標になります。
ぽんきちはオリジナル曲よりもカバー曲が中心の活動をしてきましたが、現実的にはそちらの方が仕事になりやすいのです。例えばホテルでのBGM演奏だと洋楽カバーが最も適しているわけです。
オリジナル曲では有り得ないし、邦楽カバーでは歌詞の内容が耳につくのでBGMには適さないという考え方が一般的です。だから洋楽カバーユニットのTeTeでたまにホテルのBGM演奏ができているわけです。
もちろん、自分たちを売り込む営業努力は必要になりますから、これから作製予定のぽんきちが考えているDVD付きセルフマガジンはそんな営業には欠かせないツールになるのです。
将来、白髪ロン毛ギタリストの不気味なぽんきちがどんな仕事をしているのか、自分でも今はよくわかりませんが、やろうとしなければいつまで経っても何も変わりません。
このまま今の仕事を続けて週末だけ限られた時間に音楽活動をする生き方は、もうその未来がどんなものかはだいたい予想がつきます。週に一回ライブしても音楽は人生の7分の1です。それが一生変わらないのは当然の事実としてあるわけで、それでは満足できないならば自分で変えるしかないと思っています。
ぽんきちはこれまで2度の大きな手術をしてもう後がないという特殊な事情もあり、普通の人たちよりは思い切った生き方ができる覚悟を持つことができたのかもしれません。
それでも2年間は悩み続けましたし、今も悩みは尽きません。
ただひとつだけ言えるのは、成ろうとしなければ成りたいものには成れないということです。
実際に行動に移さなければベクトルは自分が思う方向には変わらないということだけは間違いないので、やりたいことはすべてやってしまおうと決めたならば、もう行動に移すしかないですね。
ロン毛ギタリストになるという世間の皆さんからしたらどうでもいいこともぽんきちはやってしまおうと。
その先には誰かの役に立つということがあるならば、やりがいは十分にあります。
それがこれからのぽんきちの生きる道です。
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posted by ぽんきち at 2016/07/26 20:17
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