北方謙三氏の「ソープに行け!」に理解ある女性がいると救われる気分になる




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北方謙三氏の人生相談コラムはとても面白かったとぽんきちは記憶しているのですが、このコラムをブログで紹介している女性がいたので驚きました。


http://s.ameblo.jp/violetfruits/entry-12019685016.html?frm=theme
この世での風俗嬢のお役目とは?



「風俗嬢のなかには、職業意識がとても高く、風俗業を天命だと感じ、頑張っている女性たちもいるのです!」

これはまさにそうでして、ぽんきちの若い頃の経験からも言えます。

今はすっかり淡白なおいさんになったぽんきちも若い頃は人並みにエロでした。

男性の場合、性風俗店に行く派と行かない派で完全に二分するものなんですが、ぽんきちはこれはある種の社会勉強だろうと思っていまして、どちらかと言うと行く派でしたかね・・・数回ですが行きました、すんません(・・;)



ぽんきちの経験で申しますと、性風俗の世界でそれを天職として働いている女性は少なく、とにかく稼ぎたいとかヤクザ屋さんの彼女だとか、様々な事情で働いている女性がほとんどだったという印象があります。

やさぐれていて完全にお金のためというのがありありとわかる風俗嬢もいました。

その中で、上記のように 職業意識がとても高く、風俗業を天命だと感じているかのように頑張っている女性が確かにいたのです。



ぽんきちが20代前半の頃、友達のHくんが某風俗店に通っていまして、そのお店で働く20名のソープ嬢すべてを彼は制覇していました(^_^;)

彼が言うには、そのお店はとても良心的な料金にも関わらず、A子ちゃんというソープ嬢の職業意識がとても高くて素晴らしいと言うのです。

そして、ぽんきちは彼にA子ちゃんを強く勧められました。20名いるソープ嬢の中でも突出して優しく、いつ行ってもそれは変わることがないと言うのです。



その数日後にはぽんきちはそのお店でA子ちゃんを指名していました(^_^;)

番頭(カウンター)のお兄さんから「あ〜、A子ちゃんをご指名ですか?あと30分ほど待っててね!」と言われ待つこと30分・・・黒いバニーガール衣装のA子ちゃんが「お待たせしました。いらっしゃいませ!」と迎えてくれたのですが、その第一印象で何となくわかったような気がしました。

女優の藤真利子さんの若い頃に似ていましたね。とにかく綺麗な女性でした。

サービスの内容はさすがにこのブログでは書けないので省略しますが、Hくんの言うとおり、とにかく優しくてその対応が素晴らしかったですね。

風俗嬢なんてお金のためにやっているんだからお客に優しくするのは当たり前だろう!と思う方もいるかもしれませんが、優しくない風俗嬢だってたくさんいますから。

ソープ店などは大概マニュアルがあって彼女たちはそのマニュアル通りにサービスするのですが、A子ちゃんはマニュアルに添いながらもなんて言うのかなぁ・・・人間性を感じるんです。体当たりのサービスなんですが心を向き合ってる感じが伝わってくるんですね。



帰り際には名刺の裏にこの先の自分の出勤日(シフト)を書いて渡してくれたのですが、次の仕事に繋げる姿勢もしっかり持っている女性でした。

ただ、何故こんな仕事をしているのかな?と不思議に思うほど素敵な女性でしたが、仕事とは誰かの役に立つことであり、困っていることを解決できるからこそ報酬が頂けるのが仕事です。彼女の仕事もまさにそういう世界であることは間違いありません。

この仕事の違法性や裏社会の資金源になっている等の事実を無視して敢えて言うならば、彼女たちの仕事により救われている男性がこの世の中にたくさんいるのも事実でしょう。



最後に、これは日本ではあまり語られることがないのですが、障害者の性の問題です。

ぽんきちは以前、仕事のスキルアップのために図書館で福祉関係の本を借りて読んでいたのですが、ある本に一般的に知られざる事実が書かれていたのです。

その本によると、様々なお客さんをビジネスの対象にする性風俗の女性たちであっても、障害者の男性を苦手とする場合が多いらしいのです。

どんなに太っていても、どんなにお爺ちゃんでも構わないけれど、障害者はちょっと・・・という反応をする風俗嬢は多いのだとか。

身体的機能に不自由があったり、社会的なハンディキャップがある彼らにだって性欲はあります。しかし、我々はそのことになかなか目を向けようとはしません。ある種のタブーの如くその問題には触れないようにしているような気がするのです。



オランダだったかな?ヨーロッパのある国ではそんな障害者の性的欲求の問題を解決するためのシステムが社会的に整備されているそうなんです。

日本の風俗嬢のような仕事を障害者については合法的に認めていると。

彼らにも健常者と同じように性欲があり、そういう意味での人権もあるという考えが浸透しているということなんだと思います。

これは文化の違いなのか宗教観の違いなのか、ぽんきちにもよくわかりませんが、ハンディキャップを抱えて生きる宿命を背負った人たちに対する支援の在り方も、その価値観は一様ではないということを知りました。



ぽんきちが北方謙三氏の「ソープに行け!」に理解ある女性がいることを知り、救われる気分になったのは、性の問題にはひとつの正論では割り切れない根深さがあると感じているからです。

人類の歴史上最古の職業と言われる性産業には社会の裏の側面が常についてまわりますが、世界を基準で考えた場合、それさえも一様ではないということを感じたぽんきちなのでした。








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posted by ぽんきち at 2015/11/02 19:31 | Comment(0) | 愛について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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