
今回のテーマについては過去にブログで触れたことがありますが、最近それを裏付ける経験をしたのでまた書いてみようと思います。
まず、アコースティックライブと言っても世代的に特徴があるので、今回は50代のギタリストであるぽんきちが普段ライブで演奏しているタイプのアコースティックライブについてです。
基本的にぽんきちのライブでは40代から60代のお客さんが圧倒的に多くて、彼らにとって青春時代に聴いていた音楽をカバーして演奏することが多いので、自然にそんな客層になっているんだと思います。
で、つまりは1960〜80年代あたりの音楽を演奏することが多いわけですが、あの頃の音楽を愛して止まない音楽好きな人たちは潜在的にかなりいるはずなんです。
ビートルズやストーンズが世界を席巻した60年代は日本ではGS(グループサウンズ)ブームだったり、その後70年代にはロックやポップスやソウルなどが世界的な音楽の成熟期を迎えていました。日本でもフォークからニューミュージックへと新しい音楽的ムーブメントが起こり、とにかく和洋問わず音楽は成熟期を迎えていました。その後に続く80年代から90年代にかけては音楽は世界的に大きなマーケットに発展しました。
そんな時代背景の中で大衆の記憶に残る音楽がたくさん生まれたわけですが、当時の音楽をアコースティックというシンプルな表現形態で届けるユニットなどは、その気軽さもあって一度知られると長く愛されたりする傾向があります。
それは、ぽんきちはこれまで身を持って経験してきましたし、「今までこんなアコースティックの世界が身近にあるなんて知らなかった。」という言葉を何度となく聞いてきました。
それで、今回の本題なんですが、所謂ライブバーというアコースティック専門の音楽のお店を知らない人たちを、カフェやレストラン的なお店で企画ライブをすることでたくさん集客できているユニットがいたりするのです。
要するに純粋にそのユニットのアコースティックライブを観るためにお店に足を運び、ライブが終わると海の潮が引くようにサッと帰ってしまうお客さんばかりのライブなんです。
最近ぽんきちはそのユニットと仲良くなって、彼らの企画ライブにお誘い頂いてその様子を見ていていたく感心したのです。おそらくそのお客さんたちのほとんどはライブバーを知らないと思われますが、アコースティックライブというものに明らかに興味を示しているようでした。
実際、その企画ライブでぽんきちが自分のユニットで演奏した後、その時のお客さんがライブバーでのライブにも来てくれたりしたのです。「先日のライブで気に入ったので今日は来ました!」と言われて、熱心な音楽好きな人ならばきっかけさえあればライブバーまで足を運んでくれるんだなと実感したのです。
カフェやレストラン的なお店でライブをすることがあまりない理由としては、単純にそんなお店と懇意になることがなかったり、ライブするためのPA設備がなかったり、そもそもライブを目的にしたお店ではないことなど、様々だったりします。
初めからライブを前提にしているライブバーに比べると明らかにライブはしにくいわけで、実はオーナーがめっちゃ音楽好きだとか、何らかのきっかけがないとなかなか「ライブを目的としていないお店でのライブ」は実現しなかったりします。
しかし、そんな状況を乗り越えて、普段ライブバーに足を運ぶことのない音楽好きな人たちをしっかり集客できているユニットの存在は、アコースティックライブの潜在的需要についての可能性を感じさせるものがあります。
つまり、「ライブバーは知らないけれどカフェやレストラン的なお店ならば気軽に行きますよ。」という音楽好きな人たちはかなりいるのでは?と思うのです。
実はPA設備がなくても一般的なスナックや喫茶店くらいのキャパならば、いつでもアコースティックライブはできます。ぽんきちはヴォーカルとギターの2チャンネル仕様のアコースティック用アンプを持っているので、そのくらいのキャパならばライブはいつでも可能なんです。
実際、アンプを持参して施設などで慰問ライブもしていますし、飲食店でお仕事の演奏をすることもあります。ご縁さえあれば気軽な表現形態であるアコースティックライブは様々な場所でできるわけで、そう言う意味ではあとはきっかけだけという気もします。
ミュージシャン側としてはPA設備のある場所で演奏できる方が音響的にも、労力の面でもやりやすいわけで、最終的にはライブバーなどのお店に誘導までできれば尚よしですが、まずは我々の存在を知ってもらうことが肝心だろうと。
ただ、ネット経由で演奏の依頼を頂くことはまだ少ないので、やはりリアルな出会いがきっかけになることが基本だと思います。
音楽好きなオーナーさんが作るお店の空間には自然と音楽好きな人たちが集まるものなのかもしれませんし、音楽好きな人たちとリアルに繋がっていくことが潜在的需要の掘り起こしのヒントになるような気がします。
ギタリストぽんきちオフィシャルウェブサイト
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清川のキャバーンビートくらいの場所なら喫煙室を別途設置して分煙も可能でしょうが、
ライブバーの多くはそんなに広くないのでそれは無理でしょう。
御縁屋二階店やプレアデスは店内の一カ所だけに灰皿を置き、そこの場所だけ喫煙可能になってますが、
とくに仕切られているわけでもないので、タバコの煙は店内に充満しています。
実際の話、一般客は誰もタバコ吸ってないのに、客として来ている演者仲間とその演者達と店員だけがタバコを吸っており、
一般客がコホコホしているのに平気でタバコを吸いつづけているという現場をよくみます。
年配の一部の客を除き、一般客の多くはタバコを望んでいないと思います。
受動喫煙の話をするまでもなく、タバコは毒だということをライブバー側にも認識してほしいです。
多少音響設備が悪くても、禁煙のカフェやレストランのほうが一般客は好むと思います。