応援したくなるミュージシャンと純粋に音楽が聴きたくなるミュージシャンと義理チョコをあげたくなるミュージシャンのお話




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長く音楽活動をしていますとライブに足を運ぶ人たちの対象となるミュージシャンのタイプは3つに分かれているような気がしています。

1.応援したくなるミュージシャン

2.純粋に音楽が聴きたくなるミュージシャン

3.義理チョコをあげたくなるミュージシャン

以上の3種類です。



所謂、友達で観客が構成される互助会ライブは3のタイプで、時々は顔を出しておこうと。お付き合いを大切にするならば義理を欠いてはいけないよね!という理由からお客さんが来てくれるミュージシャンです。

以前からぽんきちはブログで書いていますが、アマチュアの場合はこれでもいいと思っていますし、これが普通なんです。まずは友達を誘うものですし、友達が来てくれるのがライブだからです。

音楽を仕事にしたいと考えるならばこれを続けていてはいけませんが、アマチュアの趣味として音楽活動を楽しむならばこれでも十分だと言えます。



しかし、実は3では満足できず、1や2のタイプのミュージシャンになりたいと思っている人たちは趣味のレベルであっても意外と多いのでは?とぽんきちは感じています。

2のタイプになるためには日々の練習によるスキルアップが欠かせませんし、ユニットならば化学反応を起こせるほどのマッチング感や世界観が必要です。そして選曲のセンスの良さも重要な要素になります。

更にライブでのMCも含めてお客さんを引き込むライブの流れを作り出せる現場経験の豊富さも大切です。個人的にはその人のキャラがよく出た、その人なりの人生観までも感じられるライブができると尚よしと考えています。



1のタイプのミュージシャンになるのはなかなか難しいことで、ファンの多いミュージシャンが他のミュージシャンと違うのはこの1の要素の有無なんだろうなとぽんきちは感じています。

互助会ライブにせずとも一定の集客ができるミュージシャンは一般的には2のタイプなんですが、この要素だけだと毎回必ずライブに来てくれるお客さんは少ないだろうと。入れ替わり立ち替わりで一定数のお客さんが来てくれるので常にそれなりの集客はできますが、コアなファンは少ないのでは?と思います。

コアなファンを生み出せるのは1のタイプのミュージシャンなんですが、これは音楽性の高さだけでは獲得できるものではありません。音楽性に加えて何らかのプラスアルファの要素がないと難しいだろうと思います。



2のタイプのミュージシャンになれたら十分なんですが、もし1と2のタイプのミュージシャンのライブがバッティングした時に、ファンであるお客さんは迷わず1のミュージシャンのライブを選ぶと思います。

なぜならば、おそらくお客さんの心理は2は普通ですが、1は特別なものがあるからです。純粋にそのミュージシャンの音楽を聴きたいという気持ちだけではなく、おそらくはそのミュージシャンの人生にも触れたいと考えているからです。

ライブというものはそのミュージシャンの人生の一部もしくは全てに近いものがあって、その空間に一緒に身を置くことで何かを共有したいという心理があるのでは?とぽんきちは考えています。

だから、2は1に勝てないだろうと思いますし、2だけではなく1の要素も持ったミュージシャンにならなければ音楽を仕事にまで発展させることは厳しいだろうと。



最近はネットで事業資金を募るクラウドファンディングというものが生まれていますが、その人の夢に共感した人たちが夢を実現するために彼(彼女)の事業に投資するシステムです。

1のタイプのミュージシャンはある種このクラウドファンディングに近いことを自然にしているのかもしれません。ライブに足を運ぶお客さんたちはお金を払ってまでもそのミュージシャンのライブを何度も観ようとします。応援したい気持ち=彼(彼女)の夢を実現するための投資になっているのです。

普通ならばどんなにお気に入りのミュージシャンのライブでも時々足を運ぶくらいだと思いますが、応援したくなるミュージシャンだと可能な限り毎回足を運びたくなるんだろうと。



ぽんきちにとって史上最強のファンはいつもライブの写真を撮ってくれている相方ですが、彼女はぽんきちの全てのライブに足を運んでいます。勿論、純粋に良い写真を撮りたいという動機もあると思いますが、彼女をぽんきちのライブに足を運ばせるのは1と2の理由が大きいと思います。

最近は彼女の他に少しずつですがぽんきちと同世代のおさーんたちがなぜか増えていまして、ぽんきちは純粋に彼らの存在に感謝しているのですが、おさーん限定なのが今でも謎なんです。なぜだ?お、お、おさーん!!(゚Д゚;)



今のところこの謎の秘密はぽんきちのブログにあるのでは?と思っています。なぜならば例外なく彼らはぽんきちブログの愛読者だからです。同世代の彼らに訴えかける何かがぽんきちのブログにはあるのかもしれません。

だから、ぽんきちはライブ告知以外の情報発信をこれからはミュージシャンもすべきと考えています。特にネットの時代ならばリアルとネットの両方を並行して精力的に活動すべきだと。

そして、発信する内容はリアルとネットの両方がリンクしているべきだと考えていますし、どちらも本音であるべきと考えています。本音で生きて本音で発信するのです。それ以外にライブなどで提供できる音楽に加えてプラスアルファで他者の心を掴むことはできないんだと。

ネットで本音を語ってもリアルでどこか本音で生きていないならば、それは彼らに見抜かれてしまいます。それでは純粋に音楽を聴きたいとは思えても応援したくなる気持ちまでには至らないでしょう。



彼らは中途半端なものは見抜いてしまいます。彼らは音楽だけではなくミュージシャンの生き方までをも見ているのです。

だから、本音で生き、本音で発信することがミュージシャンという特殊な世界では欠かせない要素なんだとぽんきちは考えています。









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posted by ぽんきち at 2018/02/22 19:58 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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