今回のギター講座はフリートーク的に普段ぽんきちがギターを弾いていて目に見えない部分で個人的に感じていることを書きます。今回は感覚的なお話なので中級者向けになるかもしれません。
グルーヴを感じるというか、息吹きを感じるような演奏をするために欠かせない要素は呼吸やリズムだと思うので、ぽんきちの場合はこんな感じですというお話です。これから書くことはかなり個人的な感覚の内容なので参考にするしないは考えずに気楽にお読みください。
まず、呼吸についてですが、歌はもちろんですが、ハーモニカ、笛、サックス、トランペットなどは演奏中に必ず息継ぎをする必要があります。所謂ブレスというやつですが、ギターの場合は息継ぎを意識しなくても弾けちゃう楽器ですよね。
ならば呼吸って意識しなくてもいいのでは?と思うのも無理はないのですが、楽器は基本的に歌と同じです。例えばB.B.キングがギターでブルースを奏でる時にまるで会話しているようなプレイをしますよね?まるで息継ぎが聞こえてくるかのようなギターを弾いています。ブルースを弾かないぽんきちでも歌っているギターだとわかります。つまり、ギター演奏も呼吸が必要な歌と同じということです。
ぽんきちは演奏中にめっちゃ呼吸しているんです。既にライブではお気付きのお客様も多いと思いますが、演奏中にマイクがブレス音を拾うほど大きな呼吸なんです。単に鼻息が荒いんじゃね?という噂もありますが(^_^;)
いつからこんなに深い呼吸をしながらギターを弾くようになったのか、実は自分でもよくわからないんです。しかも、かなり大きなブレス音なのに演奏中は自分ではそれが聞こえないんです。あとで録音した音源を聴いてあまりの大きさに自分で驚いているんですが、なぜ自分には聞こえないのかはよくわかりません(・・;)
息継ぎの場所(小節)は人それぞれだと思いますが、ぽんきちの場合は無意識に深い呼吸をしているので呼吸についてはまだ自分で体系化できるような説明ができないのです。ただ、何となく思っているのはぽんきちはギターで歌いたい(弾き語りという意味ではありません)という意識が強いので、その気持ちが深いブレス音に現れてしまっているのでは?と自己分析しています。
次にリズムについてですが、ミュージシャンってオフビートの感じ方が人それぞれで、それが演奏の特長として現れている気がしています。オフビートって例えば8ビートでドン、パン、ドン、パンというアクセントがあった場合にその中間に流れているビートです。アクセントがつかない部分とでも言いましょうか。
ドン、パン、ドン、パンというアクセント部分はわかりやすいのでバンド(ユニット)メンバー同士ではある程度は合っているんですが、オフビートの感じ方が違うものだからメンバーによってはどうにもしっくりこない場合があるんです。オフビートの間にも楽器で歌(旋律のようなもの)を感じるとするならば、歌を感じる人と感じない人の違いや、感じていても歌そのものの違いが演奏に現れてしまうというか。
一般的にリズムは円の軌道で感じるのが良いと言われています。ぽんきちの場合はオチンチンのあたりから円の軌道がオシッコのように放出され、観客席のお客さんを突き抜けて天井を辿ってまた自分の背中に戻ってくるイメージでリズムを感じています。つまり、円の軌道は自分のオチンチンの先っぽからスタートして縦方向にぐるぐる回る感じなんです。
ただ、この円の軌道が小さいと良い演奏にならないような気がするんです。ぽんきちの個人的な感覚ですが、円の軌道が小さいとなぜか心地良く聞こえないんです。オンビートのアクセントはそれなりにジャストで合っているんだけれど、せかせかしてるような落ち着かない感じに聞こえるんです。
だからなるべく大きな円の軌道を描くことが肝心で、そこにグルーヴが生まれるヒントがあるような気がするのです。オフビートの感じ方があまりにも違うとバンド全体がちぐはぐな演奏になるような気がします。
自分のアコースティックの演奏でも大きなリズムの円が描けなかったライブでは出来映えが良くないんです。ですから、これは意識して大きな円の軌道を描くように心がけています。
そして、これらの前提として体内メトロノームを持つことが大切だと考えています。ぽんきちは5〜6年程ユニットのスタジオ練習や自宅の個人練習の時は必ずメトロノームを使っていました。最近は個人練習の時だけ時々使っていますが、5年以上常に使っていると体内にメトロノームができると経験的に考えています。
最後に指先のタッチですが、これも人それぞれですから何が正しいとかは言えないと思います。
今回はぽんきちのよもやま話ですから敢えてここで書くならば「しなり」です。イメージとしては弓とかアーチェリーですね、弓のしなりがあって瞬間的にそれが元に戻ることによって矢を放ちます。つまり、弦をヒットする時に指先と手首でスナップを効かせるのが肝心かなぁと感じています。
スナップを効かせると一定の力で音の強さをコントロールすることができます。つまり、大きな音を出したい時に力を入れたり小さな音を出したい時に力を抜いたりするのではなく、指先と手首のスナップでコントロールします。
このスナップのコントロールは力ではなく指や手首のしなりの大きさで変化をつけます。所謂、抜けていく音というか、そんなアタック感って、力ではなくて「しなりの加減」なんじゃないかなって、長年ギターを弾いていて感覚的にそう思っているんです。
ですから、ギターは弾く(ひく)と書きますが、本当は弾く(はじく)楽器なのでは?とずっと前から思っています。あくまでもぽんきちの個人的な感覚なんですが。
以上、今回のギター講座はぽんきちの目に見えない部分のよもやま話でした(^_^)ノ
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